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今更ながら「4522敗の記憶」読んでみたので感想を述べる

皆さんこんにちは筒香のホームランに絶叫のjohです。

今回は私にしては珍しく本のレビュー記事を書いていこうかなと思います(⌒-⌒; )

 

 

この「4522敗の記憶」ずっと気になってはいたのですが、今回のCS出場を機に今一度あの忌まわしき暗黒時代を振り返っておこうと思い購入致しました。

 

この本において1番衝撃を受けるのは当時のフロントのダメっぷりと現場のやる気の無さ。

当時のフロントを持ってしてのあそこまでの弱小っぷりだったんだなと感じざるを得ないエピソードがいくつもありました。

 

暗黒真っ只中の2008年、走塁専任コーチに就任した高橋雅裕だが、あっさり1年でクビになってしまう。

そのワケがなんと、

"「村田に盗塁がなかったから」" p23より引用

信じられません。パワプロでもやっているのでしょうか。

 当時の村田といえば言わずと知れた長距離砲。誰も盗塁なんぞ求めていません。今で言えば筒香に盗塁を求めるようなものでしょうか。

こんな理由じゃクビにされる方はたまったもんじゃありませんよね。。

 

また、DeNAが参入した当初、前体制のザルさに驚いたというのは有名な話。

「会社としての方向性や戦略が何もなく、各々に課せられたミッションもなく、目標を振り返るようなシステムもない。普通の会社にあるようなものがまるでない」とDeNA池田社長は驚いたといいます。

 

そんな親会社あっての現場。

当然まともに練習などしていませんでした。

「練習をみにいけば、選手は覇気がなく、あるコーチは洗車ばかりしている」p23より引用

 

当時の横浜を出ていった選手達は皆口を揃えて古巣への不満を漏らして出て行きました。

これは本には記述されてはいませんが、あまりにたくさんあるので少し紹介していこうと思います。

  • 寺原 「一人一人の選手が自分に投資して鍛えることが少ないのでは、と感じた」

 

  • 橋本将 「こんなチームもあったのか」「試合中にベンチにいる選手が少ない」「やっぱり(横浜への移籍は)間違いだった」

 

  • 門倉健 「(野球教室の少年へ向けて)横浜だけはやめとけよ」 

 

  •  内川  「横浜では誰を信じていいかわからなかった」「僕自身横浜を出て行く喜びはあった」

 

  • 仁志  「ここにいると自分までダメになる」

 

  • 工藤公康 「横浜の選手は練習しない」

 

  • 相川  「(ヤクルトへ移籍して)構えたところにボールが来ることに感動した」

 

  • 鶴岡  「(巨人に移籍し)一軍の選手がこんなに練習するもんだとは知らなかった」

 

  • 佐伯  「(中日へ移籍し)中日の練習はキツイキツイと聞いていたがやってる練習は全然違う」

 

  • 種田 「横浜は中日に比べると正直ぬるい雰囲気のチームでした。野球をしているときとそうでないときの差があまり感じられない集団でした。練習でも試合でもなんとなく始まってなんとなく終わるというか」

 

  • 渡辺直人 「グラウンドは野球をやるところ。みんなの練習が終わってからやるならまだいいけど、周りが野球をやっている時にサッカーをやるのはおかしいと思う。楽天だったらぶちのめされているよ。」

 

  • 高木豊  「横浜のキャンプを見に行ったら帽子はとっているわ、スパイクを履いてないやつはいるわ、でもうだらだらでした」


古木喫煙

古木のベンチでの喫煙なんてのもありましたね。。

 どうですか。にわかにプロの集団とは信じられないようなエピソードが数多くあります、、

ホントに親会社がDeNAに変わってよかったですね(⌒-⌒; )

 

他にも生え抜きベテランの功労者に対しての冷酷さについても言及されていました👀👀

先日三浦投手がベイスターズで引退しましたが、確かに考えてみれば生え抜きのベテランが横浜で引退することって少ないですよね、、

私がファンになってからでもパッと思いつくだけで、

石井琢、佐伯、金城、鶴岡、などなど。。

更には、生え抜き功労者の背番号をすぐによいそれと他所者にあげてしまいますよね。

この本ではそんな背番号についての石井琢朗と野口寿浩についてのエピソードも書かれています。

 そのような忌まわしき伝統は1993年に起きた大量解雇事件に起因すると述べられています。この大量解雇事件により98年の優勝に繋がったが、ベテラン冷遇の伝統を作ってしまったと。。

 

 他にも駒田のミーティングの件や、加地社長、番長、木塚、近藤監督、高森等のエピソードも載っていてプロ野球の裏側を知れて非常に興味深く面白い本でした。

この本から分かるのは、こうしたインタビューによりベイスターズを強くしたいと思う人が球団内には確実に存在していたにもかかわらず、
その思いを一つにまとめ上げることができなかった故のチーム低迷という事実です。

 

 長年のベイスターズファンはもちろん、DeNAになってからのベイスターズファンにこそ読んでもらいたい一冊です!

これをよめば今までの横浜がどのようなチームだったのかよくわかります。リンクを貼っておくので興味のある方は買ってみてはいかがでしょうか。

 

そんな長年暗黒だったベイスターズですが、今年やっとCSへ初出場!

そして本日の巨人戦でCS初勝利を掴み取りました!本当に変わりましたね(>人<;)

これからベイスターズの黄金時代の幕開けに期待しながら今回の記事を終えたいと思います!

そしていつしか動画でしか見たことない横浜のビールかけを見てみたいですね。


横浜ベイスターズ リーグ優勝 #2 ニュースステーションまるごとベイスターズ 1998年

 

閲覧ありがとうございました!