MIJINKO blog

大学生3人組による自由気ままなブログ

飲食業界ホワイトランキングなるものから逆に飲食のブラックさが見て取れると話題に…闇が深い

皆さんこんばんはMIJINKOblogのjohです。

突然ですが皆さんは今の会社の待遇面に満足しておられますか?

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待遇の良い会社、そうでない会社、色々あると思いますがその中でも特にブラックで過酷なイメージが強い飲食業界。

先日、その飲食業界のホワイトランキングなるものが発表されておりました。

rocketnews24.com

非常に興味深い記事であり思わず見入ってしまったのですが、よく見るとおやおや??と思う点も多く、ホワイト企業ランキングなる記事にも関わらず逆に飲食業界の過酷さというのが垣間見えてきました。

 

飲食業界 ホワイト度ランキングとは

企業リサーチサイト「Vorkers」を運営する株式会社ヴォーカーズが発表した飲食業界のホワイト度を表すランキング。

残業時間、有給消化率、待遇の満足度を100点満点化し、算出したものでランキング付けがなされました。

※飲食業界全体の平均残業時間(月)は48.0時間、有給消化率は26.7%、待遇の満足度は2.7(5段階)

 

 1位はびっくりドンキーを展開する株式会社アレフ! 

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見事1位の座に輝いたのはびっくりドンキーを展開する株式会社アレフ!

ホワイト度 :73.28

待遇の満足度 :3.40/5

平均残業時間 :18.3時間

有給消化率 :61.0%

 業界平均(残業48.0時間、有休消化率26.7%)と比較しても、残業時間は18.4時間、有休消化率は61.0%とランクイン企業内で唯一60%超えとなりました。

社員クチコミを見ると「法令遵守」についてのコメントが多く、必ず年に2回5連休を取るよう促されるなど、法令遵守意識の高さが伺えます。

また、残業代の支払いに加え福利厚生にも満足しているというクチコミも多く、それらの点が評価にも反映されたと言えます。

 

ん?よく見るとなにかおかしいぞ?

確かに過酷と噂される飲食業界においてこの数値は賞賛に値するし素晴らしいと思うのですが、逆に言えばこの程度の数字でランキング1位を獲得できてしまうことにこの業界の闇を私は感じずにはいられませんでした。

まず一つ最初に目に付いたのが有給消化率。

アレフの有給消化率は61%となっており、飲食業界唯一の6割超えとのことで一見かなり凄い数字のように感じてしまいますが、ここで一旦全体の有給消化率のランキングを見てみましょう。

toyokeizai.net

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トップはホンダでその数字は脅威の101.5%。その他にも上位にはトヨタ自動車95.2%やNTTドコモ87.9%など錚々たる企業が名を連ねております。

その中で飲食業界代表株式会社アレフはどの位置にランクインするのかというと…

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その位置はなんとパソナグループ、コニカミノルタ、三菱地所と並ぶ第259位

飲食業界の代表ともあろう企業でさえ259位とはなんとも寂しい結果です。

その他にも待遇満足度3.40、ホワイト度73.28ポイントで1位を獲得できてしまうことが飲食業界の過酷さを物語っているのではないでしょうか。

 

さらには、ランキングを見ていただくと分かるようにランクイン企業で待遇の満足度が3点以上なのは1位のアレフ、7位のシャノアール、11位の鳥貴族のみという有様。

やはり飲食業界は福利厚生、給料面で満足できる会社は少なく、薄給激務のイメージそのままの会社が多いことがお分かりいただけるであろう。

5段階中の3点なんて最低限の6割ですからね。6割以下なんて大学のテストなら赤点で落第ですよ

そもそもホワイト度の算出基準が待遇満足度と残業時間、有給消化率を同列に扱って算出していることに疑問符ですが、、、

働く上で待遇面が一番重要だと私は思っているのですが、その中で待遇満足度2.21で3位にランクインできること自体おかしなことですし、満足度1.90で14位にランクインしている株式会社エスエルディーに関してはもうため息しかでませんw

※エスエルディーの年収は30歳で317万円(カイシャの評判調べ)

 

他にも企業名を見るとそこには過労死や不当解雇などの労働争議で聞いたことのある会社がチラホラ…

特に目に付くのが第12位の

株式会社王将フードサービス


餃子のなんちゃら

↑王将フードサービスといえばこちらの地獄の研修動画が有名ですよね。

さらにはブラック企業として定期的に名前を聞く企業でもあります。

www.mynewsjapan.com

スパルタ絶叫研修で有名な飲食チェーン「餃子の王将」を運営する王将フードサービス。その正社員、行田将夫氏(仮名、28歳)は、京都府内の餃子の王将Y店で、長時間労働の末、過労でうつ病を発症、11年4月以降、休職を余儀なくされた。京都南労基署は、うつ病は長時間労働によるものとして昨年2月に労災認定。行田氏は今年2月、同社に対し「平均134時間57分という、殺人的な長時間労働を放置し、原告にうつ病を発症させた」として損害金や慰謝料など計2301万円の支払いを求め、京都地裁に提訴した。心身ともに疲弊していた原告は「退職させてほしい」と申し出たが、店長は「ここで王将を辞めたら逃げじゃないのか。逃げだったら辞めさせない」と説得。仕事を続け、3か月後に「中等症うつ病エピソード」「適応障害」「抑うつ状態」と診断され、仕事に復帰できなくなったという。

http://www.mynewsjapan.com/reports/1813

裏を返せばこのような企業がランクインできてしまうほど飲食業界の層は薄いということです。

他にも残業59時間でランクインしている株式会社グローバルダイニングや有休消化率15.8%でランクインしている日本ケンタッキーフライドチキン株式会社など、突っ込みどころは数え切れません。

結局このランキングは飲食業界ホワイト度ランキングではなく、

飲食業界まだマシ度ランキング或いは

飲食業界(ブラックの中の)ホワイト度ランキングに過ぎないということが見て取れると思います。

 

飲食業界に就職するなら覚悟を持て

これまで飲食業界についてボロクソ書いたかのようになってしまいましたが、別に私は飲食業界を見下してるわけでもなく、逆に、飲食業界で働く方に対しては常にリスペクトの気持ちを持っていますし、世の中に絶対必要な仕事だとも思っています。

ただ、飲食業界の正社員がかなりキツいものであるというのが数字として表れているのもまた事実です。

まだ就職活動を続けている学生や来年以降に就職活動を控えている学生の方々、志しと覚悟を持って飲食業界に飛び込むことは大変素晴らしいことですが、もし、内定を簡単に貰えそうだから、就活面倒くさいから、なんて生半可な気持ちで飲食業界を考えているならば今一度考え直してみることをオススメします。

 

それでは最後にブラック企業界のレジェンド・ワタミ社長の渡邊美樹さんの名言でこの記事を終えたいと思います。

閲覧ありがとうございました。

 

ワタミ社長「無理というのはですね、途中で止めてしまうから無理になるんです。途中でやめなければ無理じゃなくなります。」 

村上龍「いやいや、無理だから途中で止めてしまうんですよね?」 

ワタミ社長「いえ、途中でやめてしまうから無理になるんです。鼻血を出そうが、ぶっ倒れようが、とにかく五日間全力で走り続けるんです。そうすれば無理は無理じゃなくなります」

村上龍「・・・・・・・・・・・・」

           「・・・・・・・。僕には無理だなぁ」

 

 

 余談ですがアレフと聞くとどうしても某宗教団体のアレが浮かんでくるのでいっそ名前変えたほうがいいかと…

余計なお世話か。